ご家族や知人が聞こえで困っていたら、どのような対応が必要??
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「最近話しかけると何度も聞き返される」 「電話をしていて会話が通じにくい」 など、ご家族や知人との会話でこのように感じたことはありませんか?
このような症状は、聞こえの低下(難聴)が疑われるサインです。
聞こえが不自由なことは、本人だけではなく周囲の方々にとっても切実な問題です。ご本人に難聴の自覚が無い場合や、実際に聞こえに困っていても「大きな声を出せば会話ができるから大丈夫」「テレビの音を大きくすればまだ聞こえるから大丈夫」と考えてしまい、対応を先延ばしにしてしまうことも少なくありません。
難聴を放置してしまうことは、様々なリスクに繋がります。周りの方はどのような対応が望ましいでしょうか。
*難聴かも?と思った時に確認するポイント*
- 話し声が大きい
- 以前と比べ、テレビの音が大きい
- 聞き間違いが多く、何度も聞き返される
- 電話でのやり取りが難しくなった
- 体温計の音や、アラームに気が付かない
上記のような困りごとが増えているようであれば、聴力が低下している可能性があります。
*年齢を重ねると、聴力が低下することは普通のこと*
聴力は個人差はありますが、30歳代より徐々に衰えが見えはじめ、加齢により低下が進みます。比較的ゆっくりと低下することが多いため、本人が聞こえの低下に気づいていないことも少なくありません。
*難聴が引き起こす、会話以外の影響*
難聴による困りごとは会話だけではなく、日常生活にも影響があります。家電製品のアラームが聞こえづらくなったり、冷蔵庫を開けっぱなしにしてしまったり、来客時の「ピンポーン」という音も聞こえづらくなり、トラブルの原因となります。
また、外出時には車や自転車の接近に気が付かなかったり、救急車のサイレンの音が聞こえづらいなど、非常に危険です。
*難聴を放置した場合のリスクとは*
難聴は聞こえの問題だけではなく、認知機能とも深く関係があることが近年の研究により明らかになりました。
厚生労働省は2015年、認知症対策の強化をはかるべく「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」を策定しました。その中で難聴は、加齢・高血圧・糖尿病などと共に『認知症の危険因子のひとつ』とされています。
また、海外の研究機関の発表によると、聞こえに問題のない方と、難聴の方の認知機能の低下速度が2倍~5倍まで変わるとされています。
*まずは聞こえの状態を知ることが大切です*
聴力が低下する原因は様々です。まずは専門機関へのご相談をおすすめいたします。難聴の原因は様々で、その対処法も様々です。
聴力の低下を放置すると、言葉を聞き取る能力の低下や、それによるコミュニケーションの不足など、快適な日常生活から遠ざかってしまいますので、早めに補聴器を使用することが望ましいとされています。
エクセアでは、まずは補聴器をお試しいただき、どのくらい効果があるか確かめていただくことが可能です。
聞こえでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。