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補聴器が「ピーピー」と鳴ってしまう『ハウリング』の原因と対策について

当店のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。

補聴器を使用していると、「ピーピー」という高い音が鳴ってしまうことがあります。これは『ハウリング』という現象で、周囲の人にも聞こえてしまったり、会話の聞き取りも悪くなってしまいます。ハウリングを抑えるには、適切な対応・フィッティングが大切です。

今回の記事では、ハウリングの原因と対策についてお話いたします。


*ハウリングが起こる仕組み*

ハウリングのしくみを開設する画像

ハウリングは上記の図の通り、補聴器で大きくした音が、音漏れによって補聴器に戻り、それを繰り返すことによってピーピーと鳴ってしまいます。主な原因としては、上手く装用できていなかったり、補聴器自体が適切な仕様になっていないとハウリングしてしまいます。

耳あな型補聴器の場合・・・補聴器の形状が耳と合っていなかったり、ベント(空気の通り穴)が適切でないと音が漏れてハウリングが起こります。

耳かけ型補聴器の場合・・・耳せんがずれてしまったり、適切な耳せんを使用していないとハウリングが起こります。

※聴力の低下が大きいと、ハウリングのリスクがより高くなります。聴力に合わせて補聴器の音を大きくする必要があり、より音が漏れやすくなってしまうためです。


*ハウリングを抑える方法*

 ・聴力、耳の太さに合わせた適切な耳せんを使用する

 ・聴力の低下が大きい場合、イヤモールド(オーダーメイド耳せん)を作成する

PXL_20210925_013405780.MP~5耳かけ型補聴器の場合、耳に挿入する耳せんは既製品の物を使用する場合も多く、サイズや仕様が合っていないとハウリングの原因となります。聴力の低下が大きい方は写真のようなイヤモールド(オーダーメイド耳せん)の使用をおすすめします。

 

◎補聴器の調整でハウリングを抑える

補聴器に備わっているハウリング抑制機能を活用します。補聴器の調整の際に音漏れの測定をおこない、ハウリングが起きないように設定します。器種やメーカーによって抑制機能は異なりますので、聴力に合わせた補聴器の選定も大切です。

その他にも、補聴器の周波数調整によってハウリングを抑えたり、いくつかの方法があります。

 

※補聴器の付け外しの際のハウリングについて

 耳あな型補聴器・耳かけ型補聴器どちらも、着脱の際に一時的にハウリングしてしまうことがありますが、こちらは異常ではありません。どうしても気になる方は、耳に装用してから補聴器の電源を入れる等の方法もありますが、慣れるまでは難しい作業かもしれません。

 

エクセアでは経験豊富なスタッフが綿密なカウンセリングのもと、一人ひとりに合った適切な補聴器を提案いたします。

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